日焼け止めで知っておきたい3つの言葉があります。 まずはこれを覚えて、自分に合った日焼け止めを選びましょう。

「PA」
まず紫外線A波とは、真皮にダメージを与えて老化を促進します。
この紫外線A波を防御する力として「PA」で指しています。
「+」の4段階で表示されています。
+:やや効果がある。
++:効果がある。
+++:非常に効果がある。
++++:きわめて高い効果がある。
という意味があります。

「ノンケミカル」
日焼け止めの成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。
紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こすので、刺激が強く肌荒れを起こすこともあります。 紫外線散乱剤のほうがかぶれは少ないですが、酸化チタンなど金属の粉を含むため、若干肌が乾燥しやすくなります。 吸収剤を含まない日焼け止めには「ノンケミカル」あるいは「紫外線吸収剤フリー」という表示があります。

「SPF」
紫外線B波とは、赤くなってヒリヒリする日焼けを起こします。これをサンバーンともいいます。
この紫外線B波を防御する力を指しています。
サンバーンを起こすまでの時間を何倍に伸ばせるのかの目安になります。 通常、夏の紫外線を浴びた場合、サンバーンを起こすまでの時間は20分といれてます。 例えば、SPF30は、その30倍です。 つまり20×30=600分まで伸ばせるという意味になります。 注意すべきは、日焼け止めを規定量を塗った場合になりますので、気を付けて下さい。